アニメ化されるとのことで「まぁ読んでみるか」的にさほど期待もせず読み始めました。<BR>・・・お、おもしろい!一気に5巻まで読んでしまいました。<P>「何かを得ようとするなら、それ同等の代価が必要」<BR>冒頭で錬金術では最大の禁忌を犯し左足をもっていかれるエド。<BR>こんな衝撃的な場面から始まります。<BR>そして元の身体を取り戻すため、旅にでる二人・・・<P>1巻は「二人の錬金術師」「命の代価」「炭鉱の町」「車上の戦い」<BR>の4本が掲載されています。<P>「人体練成」<BR>重いテーマのはずなのですが、暗さをまったく感じさせません。<BR>前向きな主人公エドとアルがとてもいい味を出しています。<BR>絵も丁寧で読みやすいです。<BR>ストーリーもこれからの波乱を予感させる複線の張り方がうまく<P>久しぶりにわくわくしながらマンガを読むことが出来ました。<P>戦闘シーンは今まで見た「戦闘モノ」に比べるとちょっと物足りないかなぁ・・・<BR>と思ったりもしましたが、かえって新鮮で決めの場面での迫力を感じました。<P>あと個人的にはおまけのページの四コママンガが大好きです。<BR>以降の巻はここから読んでましたから(笑)<P>とにかく今私の中ではイチオシ!<BR>続きが気になる・・・ そんなマンガなのです。<BR>一見の価値はあるマンガだと思います。
私はちょっと前までガンガンを読んでいてこの本の作者のデビュー作も読んで知っています。でもこの作品を知ったのはかなり最近。連載してるな~程度に知ってはいたんですが「本当に面白いのかな?」・・・そんな中でTVアニメ化して1話を見た瞬間にいきなりハマりました。これはコミック買いだと。とにかく主人公兄弟二人の掛け合いが最高!最愛の母を蘇らせてもう一度笑顔を見たい、そんな純粋な気持ちから実行した錬金術での蘇生、しかし最大の禁忌である術に失敗して兄弟は自らの肉体の一部を失い、再び取り戻す為に旅を始める。すごく重い話でありながら重さを感じさせない話作りに、この作品の魅力を感じてます。
『錬金術』の基本原理、それは『等価交換』。<BR>人は何かを手に入れようとするとそれ相応の物を失う…。<P>「もう一度、母さんの笑顔を見たかった」<BR>そんな小さい兄弟のの純粋な願い。<BR>それが始まりだった。<BR>『錬金術の禁忌』とされる『生体練成』に手を出してしまった兄弟、エドワード・エルリック(兄)とアルフォンス・エルリック(弟)。<BR>しかし、練成は失敗。<P>弟アルは肉体全てを失い。<BR>兄エドは片足を、そして弟の魂を復活させる為に片腕を失った。<BR>そして、二人はあるべきものを取り戻すべく旅をする。<P>とにかく世界観、人物、設定の全てが凄い。<BR>しかもこの設定で物語の暗さ、悲しさだけではなく<BR>それを中和する位の明るく面白いと感じることの出来る物語です。<P>堅苦しいのはちょっと…!て人も是非読んでみて下さい!!