論理力を鍛えるトレーニングブック みんなこんな本を読んできた 論理力を鍛えるトレーニングブック
 
 
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論理力を鍛えるトレーニングブック ( 渡辺 パコ )

 バーバラ・ミントさんの「考える技術・書く技術」を読んで論理思考について理解したつもりでいました。一方で、自分自身が真に理解していないことを認めたくないが、でも...というジレンマ(?)がありました。<BR> また、最近「○○シンキング」というタイトルの本が幾つか出版され、いくつか飛ばし読みしてみましたが、なかなか(私は)身に付きません。<P> しかし、この本は実践的! 脳みそが刺激を受けて汗しているのをしっかり感じながら、心地よい苦しみ(?)の中、読み進めます。<BR> 実際、読んでしばらく経った最近、少しずつ自分の仕事への取り組み方・解釈の仕方・人への説明の仕方などが改善できつつあります。渡辺さん、ありがとうございます。

おおげさではありますが自分にとってそういう本になりました。<BR>この本は議論の場、会議などで実りのある成果を出すため非常に役に立つでしょう。<BR>論点を的確につかみ、それを逃がさないようにして議論していく、・・私は<BR>この本を何度も読んでトレーニングしていきたいと思います。<BR>テレビの討論番組を見ていると議論がどんどんずれていって本当にいらいらします。その場に渡辺さんがいて整理して欲しいといつも思います。(笑)

論理力を高めるための本はいろいろありますが、この本よりとっつきやすい本はないのではと思います。ただし、とっつきやすい分だけ、本の中で紹介されている手法そのものについて詳細にかかれていないため、それらは別に学習する必要があります。<P>まずはこの本を読んでみて、演習問題をやり、それから個々の手法について勉強していくというのが良いのではと思います。

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論理力を鍛えるトレーニングブック&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書は、グロービス・マネジメント・スクールの講師の手による論理力のトレーニング本である。論理の力を鍛える演習本は多数あるが、本書はビジネススキルの向上に焦点が絞られた、より実戦向けのつくりになっている。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;全体は、論理思考がもたらす仕事の効果や、論理思考を支える手法などを論じた理論編と、ビジネスパーソンが演習課題を実際に解き、それを著者が講評する実践編の2部で構成されている。理論編では、「帰納法」「演繹法」「MECE(モレなくダブリなく)」「ピラミッドストラクチャ」の4つの「思考のツール」と、それを使いこなすための「So What?(それって何?)」「True?(ホント?)」などが紹介されている。従来の論理学の概念にコンサルタントの手法を組み合わせている点がユニークで、またツールばかりを強調せず、普段使う疑問詞の役割を重視しているところには好感がもてる。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;実践編の課題は、「確実に言えることを判断する」「会話をしながらイシューを押さえる」などの5テーマ計18問。選択肢問題と論述形式の組み合わせで、1つの課題がじっくりと解き明かされている。会議や会話でテーマや前提の把握が大切なのは言うまでもないが、それを「イシュー」という巧みな表現で照らし出すなど、新しい視点を与えてくれるのが注目である。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;受講生たちの解答は多種多彩で、そこから自分の論理の偏りや欠点を見つけることができるのは、講評形式の効果であろう。欲を言えば、練習問題をもっとたくさん載せてほしかった。(棚上 勉)
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