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| 心理学マニュアル質問紙法
(
鎌原 雅彦
)
各章で明確にテーマ分けがなされていて、自分が知りたいところをピンポイントで確認することができます。<P>質問紙自体の作り方やまとめ方だけでなく、質問紙を配布する際に添付する、質問紙の説明文や依頼文などの具体例も掲載されています。実際に質問紙を作成している大学生や院生だけでなく、大学院入試を考えている方にもぜひおすすめしたい本です。(わたしも、卒論・修論とお世話になっています。)<P>ちなみに、心理学マニュアルシリーズの他の本もなかなか良いです。事例研究や面接法なども、いっしょに買うと、実践に役立つと思います。
心理学マニュアル質問紙法
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| 心理学研究における「質問紙法」は、あらかじめ用意した定型的な質問項目に回答してもらう方法で、個人の内面を幅広くとらえることができる利点があることから、青年心理学、性格心理学、社会心理学など、人間の内面に迫っていく研究には欠かせない調査法となっている。だが、質問紙法の効果を引き出していくには入念な準備が必要で、質問項目の作成や被調査者の選定をとっても、決して簡単ではないという。本書は、質問紙調査の経験や統計的予備知識がない学生などを対象に、質問紙法の基礎から質問紙の作成、データ処理などを解説した入門書である。 <p> まず序章で、質問紙法の定義や心理学研究における位置付けなどを説き起こしたうえで、第1部では、質問紙作成における項目作成や回答方法選択の基礎、質問紙法を実施する際のサンプリングや調査の方法、回収データの整理、心理尺度の作成などについて、例を示しながら丁寧に解説する。第2部では質問項目の作成からデータ処理まで、実際の質問紙法による研究プロセスに沿った実習課題に基づき、質問紙法の流れを学ぶことができる。さらに第3部では、社会調査的研究や心理尺度を使用した研究などの実例を紹介している。 <p> 質問紙法の基礎・基本を分かりやすく解説しているが、より高度な統計的知識や実践的な留意事項などもコラムとして紹介しており、理解を深めていくことができる。初心者に最適の1冊だ。(清水英孝) |
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