どの展開もあらかじめ予想できるのに、不覚にも涙してしまいました。それはティモシー少年の心があまりにもきれいで素直だからです。登場人物のすべてがそうです。汚い心を持った人は一人もいない。でも、こんなにわかりやすい感動で満足してしまっていいのか、という気もします。これを読んだあとは、もっと行間に感動を見出せるような深い作品を読みたくなってしまいます。<BR>すさんだ世の中だからこそ、こんなに純粋無垢な作品が受け入れられるのでしょうね。確かに私も、Never give upの精神をあらためて持とうという気持ちになりました。
1日で一気に読んだ。予想していたが、涙を流した。ティモシーに教わることは本当に多かった。自分も彼に見習い、最後まであきらめず、自分自身を磨くことを続けていきたいと本当に思った。読後は晴れ晴れとした爽やかな気持ちになれた。心が洗われた気がする。
白状すると、実は私自身はこの本を読んでいないのです。<BR>ここでのレビューや巷での評判を聞いて、誕生日プレゼントとして選びました。その相手は、冬季オリンピック出場を目指している、ある女性アスリートでした。<P>誰もが実力は認めているのに、精神的な脆さと優しさが“あと一歩”を邪魔している、そんな選手なのですが、後日、この本のキーワードの一つである「絶対あきらめない!」気持ちが伝わってくるお礼のメッセージをもらいました。<P>私自身が一番伝えたいことをきちんと伝えてくれたこの一冊に、心から感謝します。そして、この選手が晴舞台に立った時、感謝を込めて残りの星を捧げたいと思っています。