すべての物事に共通している真理、それが基本の大切さ、常に基本に戻ること、長く基本を持続させることだろう。<BR>しかし、悲しいかな、人はこの基本をつい忘れて、自分勝手な考え、行動を起こしてしまい、基本を忘れてしまう。<P>この本に書いてあることも、何も難しいことは何もない。基本の基本だけが書いてある。しかし、そう、だからこそ、深い。とてつもなく重い。<BR>MBAの経営技術書も大変役に立つのだが、案外この本のように基本だけが書いてある本のほうが、その本質を理解することが難しく、味わい深いものだ。<P>ぜひ、自分が決断を迫られているとき、自分を見つめなおすとき、読んでみるとよいだろう。きっと何かヒントの原石が自分の中に生まれるはずである。
まさにプラグマティズムそのものという印象を受けた。<BR>シンプルな構成と平易な語り口によって伝わり易さを重視した内容であるが、<BR>社会を冷静に観察し、その中に自分の居場所を確保するために自分という道具<BR>をいかに効果的に使うのかについて試行錯誤する様子は単なる体験談レベルの<BR>内容ではない。むしろ哲学として確立されていると思う。<P>非常に薄い書籍ではあるが、繰り返して読み返せるだけの深い内容である。
とても読みやすい本です<BR>内容も充実!