この本を含めて住宅関連本を3冊纏めて購入、ざっと流し読みした中で本書が一番良かったと思うので感想です。 私自身はマンションより一戸建ての方に傾いている中での本書購入だったのですが、プロローグに書かれているとおり「本書はマンションに限定していますが、一戸建てを購入する人にも必要な知識が多々あると思います」とは正にその通りではないかと思います。 中身はどこかで聞いたことがある様な(恐らく一般的な)内容も多い様に思いますが、購入物件決定に至るまでのプロセスにおいて私の様な素人が必要とする情報が、非常に分かり易く記されています。 ただ、契約内容については他書より不足気味ですが、これはさくら事務所に物件調査を依頼してくれと言うことなのかな? あ、それと部屋のレイアウト検討について必要な場合も恐らく他に情報源が必要です。 個人的には「少し長めのおわりに」が一番心に残っていたりします(笑)。
マンションを買おうと思い立ってから、自分なりに色々と時間も費用もかけて勉強してきましたが、漠然としていて正直な話良く分からずにストレスになっていました。それがこの本を読んだら、まるで霧が晴れたように今まで疑問に感じていたり、何の事か理解できないでいた事柄もすっきりと理解できました。やはり、著者が実務の第一線で活躍されている方の話は解りやすいと感じました。学者や先生と呼ばれている方々のものとは、全く違う話の切り口に読みながら爽快な気分にさえなりました。私と同じ不動産の初心者の方にはおすすめの逸品です。
著者は不動産調査会社の人だけあって、知識や情報は現場そのものでとても具体的です。<BR>素朴な質問に答える形式が分かりやすい。<BR>セールストークが本当かなんて話はかなり面白いです。<BR>結局、プロに調査してもらわないと手に負えないってところに落ち着くあたりに多少作為的なものを感じるが、ノウハウとしてはかなり役立ちます。<P>これからマンションを買おうかと思っている人は読んだほうがいいでしょう。