実際に TOEIC を受けてきたので、そのご報告です。<P>この本の初級偏と標準偏で「只管音読」「只管筆写」をやり、、他の対策本で補いながら第99回の TOEIC を受けてきました。会場によって違うのでしょうが私の場合スピーカーから流れる音が大きくて、自分の理解できる英語はかなり聞き取れました。当然わからなかった英語はサッパリだったのですが、これはボキャブラリーやリスニング練習の絶対量の不足のせいでしょう。<P>国弘先生はともかく、この本を実際に著した方は、TOEIC 人脈に連なる人らしく、本文でやたら TOEIC の受験を薦めているので「ぜったい」シリーズが TOEIC 対策本のような勘違いをもたらすみたいですが、TOEIC に関する限り「即効性」はないようです。ただ、やはり「音読」は英語の能力自体をアップさせる効果があるようです。結構長い間英語から遠ざかっていた私にしては、半年くらい「音読」練習しただけですが、試験もほとんど慌てずに挑むことができ、とりあえず200問全問マークすることが出来ました。<P>やっぱり「音読」は、英語の能力をアップさせるための長期間の努力を要求しますし、やればそれだけ身に返ってくる良い方法だと思います。<P>試験に臨まれる方は、「音読」で英語能力をアップさせる習慣的な努力をつけて、対策本で TOEIC 独自の傾向に馴れるのがよろしいかと。やはり対策本で受験技術も押さえておかないと点数は伸びないように思われます。<P>今は「挑戦編」に挑戦しています…。
この著書に対して批判的内容があるようですね。<BR>少しこちらも批判させて頂きます。<BR>「退屈」・・・語学とはそもそも「退屈」で「空しい」ことです。<BR>それを乗り越えてこそ進歩があるのです。この程度の繰り返し音読で<BR>止めてしまうのならどのような学習法を取り入れても辛いことからは<BR>すぐに逃げ出してしまわれるでしょうね。<P>「いきなり音読」・・・発音の重要性は当然であり、それに対してこの本を<BR>批判されるのは心違いですよ。何から何まで網羅している学習書など<BR>有り得ません。もしあれば恐らく愚書でしょうね。甘えてますよ。
この本の24頁に「だまされたと思ってやってみる事」と言う項がある。だまされたとは思わなかったが、勤務開始時間2時間前に出勤し、CDの真似をして大声で読んでいる。すると何か考えた事を英語で話そうとすると、スラスラと英語が口から出てくる。<P>4年前、いきなり通訳の仕事をすることになりました。その時私はすでに、上述の様に始業時間前で、誰もいない部屋で大声で英文を読んでいました。音読していると英文が脳裏に貯蓄されて、貯金額が増えるに従い、ドンドン英語が口から出てきました。この本が言うとおり、頭の中に英語の回路が出来てくるのだと感じています。<P>音読して英文を貯蓄しましょう。音読万歳!