数年振りのTOEIC受験に万全を期すべく,「攻略本の一つも読んでおくのも良いだろう」と思って購入した本でしたが,良い意味で大きく期待を裏切られました.自称「TOEIC最多回数受験者」が著わしたものだけあって,確かな経験とデータに基づく「攻略ノウハウ」自体も素晴らしいと感じました.しかし,その根底には「使える英語力はこうやって身に付けなさい」という著者の激励が聞こえてくるほど,「大変まじめな作りの本」と言うのが私の正直な感想です.英語教材評論家を自認する私が久々に出会った素晴らしい英語学習書の一つです.自信を持ってお勧め致します.
本書はTOEICの攻略本である。だが、実力がない受験者が、なんとかテクニックだけで高得点を取るための本ではない。TOEICは何度も受験をしていると、段々とコツのようなものがつかめてくる。本書はそうしたコツを具体的に指摘している。表面的な受験テクニックではなく、いわゆる英語的思考の習得に通じるようなテクニックを挙げているので、本当の意味での実力アップにもなると思う。<P> テストを受ける以上、点数は高いに越したことはない。いいかげんなTOEIC本もこの世には多いが、本書は本当にTOEICを研究し、かつ点数に結びつけるための内容になっているという点で画期的だ。かなり良心的な本だと思う。この本で得た知識の成果をどの程度発揮できるか。次のテストを受けるのが楽しみである。
もったいぶらず一気に教えてくれる。分かりやすいです。この本と「toeic英文法出るとこだけ」と「安河内のパート4対策」と「模試本」の4冊で800点いきました。サラリーマン支持率1位という帯に引かれ買ってしまったのですが、大正解でした。toeicの概要を知ろうと本を探し、最初に買った本がこれだったのはラッキーでした。この4冊セットでももっと点取れるのかもしれないけど、何かボキャブラリ本買おうかなと思ってます。