脳研究の最新情報がぱっと一目がわかるのがとても良い。<BR>子供だけに読ますのはもったいない1冊。<P>このエクササイズはやってみることに意義があります。<BR>読むだけでなく実践!
最新の脳科学の研究から得られた成果は「単純計算ほど脳を使う「作業」はない」というものでした。本書では自分本体である(?)脳とどのようにつきあっていけばよいのかを、小学生にわかるような平易な文章で丹念に記述してあります。「あわせて買いたい」でもお勧めになっていますが、本書と「やっぱり「読み・書き・計算」で学力再生・・」は理論と実績の関係にあるように思います。「やっぱり・・」の旨を簡単に説明すると小学校という教育現場での10年間に及ぶ試行錯誤の中から、結論的に導き出された基礎学力養成メソッドは継続的な単純計算練習など、地道な訓練であることを示すものでした。非常に興味深いのは、両書がまったく別のところで、それぞれ独自の取り組みの中から得られた結果が、きわ!!近しいものであり、あたかも理論と実績とでともに補完しあう格好になっていると思われる点です。ご家庭で子供さんの学習を指導されるにあたり、心を砕いてらっしゃる多くの親御さん達にとって、家庭教育の指針を得る上できわめて有効な図書であると思います。ぜひセットでご一読ください。物事にまじめに取り組んだ人からしか得られない説得力と心地よい読後感もお勧めのポイントです。
二人の子どもの父親です。私たちが普段何気なくやっていることでも、脳のあちこちが一生懸命うまく働いているからできるんだということが、眼でみて解る素晴らしい本でした。どのように子育てをしたら良いのか、どんなふうに脳が育っていくのかということも解る必読書!