本書はトレーダー向けの名著「投資苑」のスタディガイドです。投資苑は世界中で翻訳され、心理学やテクニカル分析について解説された上質のトレードガイドです。<P>本書はその投資苑をより深く学ぶためのガイドブックであり、問題を解きながら投資苑の内容をじっくり学ぶことができます。本書単独でも読んで理解することは可能ですが、投資苑と合わせて読むことをお薦めします。<P>先に本書を読むか、先に投資苑を読むかは読者の自由ですが、先に投資苑を読んでからの方が、知識が身につきやすいと思われます。また、本書は「問題を解きながら内容を理解してマスターする」という受験勉強や資格試験では当たり前のことを投資の勉強に取り入れるという画期的な試みです。ひょっとすると、こうした本が今後数!く出てくるかもしれません。<P>役に立つ良書ですが、オリジナルの投資苑と合わせて読むことで、本書のよさが生きてくると思われます。
名著「投資苑」のスタディガイドです。<BR>初心者の方から上級者の方まで、満遍なく満足できる内容ではないでしょうか。<P>トレーディングの技術的な面は、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、この本で一番価値ある部分は、投資の心理面における部分だと思います。特に、「個人の心理」「集団の心理」の章の設問は、自分の投資心理の偏った部分を再発見することができます。いわば、矯正器具のような役割を果たしてくれます。トレーディングでは、トレード技術よりも自己の心理面の強化が重要だといわれています。テクニカル分析の章でも、なぜそうなのかという群集心理についての解説もあり、内容は濃いです。<BR>特に、これから投資を始めようという人には、まず「投資苑」を読んで、その後「投資苑がわ!!203問」に進むと、より一層の理解が深まることでしょう。