昨今デイトレードが大流行であるが、この本はデイトレードをやろうとしている、あるいは今やっている人達のよきガイドラインとなるのではないでしょうか?よく使われるインディケーターの独自の使用法に加えて、季節性、曜日のパターンなどが詳細に記述されていて、とても参考になります。さらには、ホームワークの重要性とその方法も記載されていますので、非常にいいです。前著「バーンスタインのデイトレード入門」と合わせて読めば、相当有益と思われます。お勧めです。
率直に言って、あまり売れてほしくない本です。前著が翻訳された際は非常に嬉しく思い熟読しました。続編となる本書では、世の多くのトレーダーにあまり知られたくないテクニックや分析方法が紹介されています。<P> たとえば、本書で紹介されている季節性(曜日、日付特性など)などの特性は、日本の商品先物市場でもかなり使えるものです。これだけ使っても家を建てることができるくらい稼げる優位性をトレーダーにもたらすと思われます。季節性だけではなく、ギャップ手法、オシレーターと派生指標などは、ちょっと工夫すれば日本の市場でも非常に有効なはずです(もっとも読者の大半はそこまで応用するしないかもしれませんが)。<P> 短期売買の本ではラリー・ウイリアムズの「短期売買法」がベストで!すが、本書の内容は日本市場での有効性を考えるとラリーの本をしのぐかもしれません。「デイトレード」と銘打った本は数多くありますが、それらの大半が駄本に見えるほど、本書は内容的に優れています。デイトレードの本では、おそらく最上級の1冊です。