デービス王朝 知られざる偉大な投資家一族 みんなこんな本を読んできた デービス王朝 知られざる偉大な投資家一族
 
 
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デービス王朝 知られざる偉大な投資家一族 ( ジョン・ロスチャイルド 高本 義治 ピーター・リンチ )

親→子→孫。3代に渡って成長株に投資し続けてきたデービス一族の実話です。デービス一族は、現在でも雑誌フォーブスの世界の億万長者リストに名前が出てきます。興味のある方は調べてみてください。本書はその巨万の富を株式投資で築いたデービス一族のノンフィクション物語です。感心するのは3代に渡ってノウハウが継承されていることです。正しく堅実なアプローチを続けていれば、やがて巨富を築くことが可能であることをこの物語は教えてくれます。富を築くためにはイチかバチの賭けなどではなく、勤勉であること堅実であるとの重要性を再認識させてくれます。投資読み物としても非常に楽しめます。

 祖父、父、孫の代まで3代にわたって投資家として成功してきた一族の物語です。祖父のシェルビー・デービスはバフェットに告ぐほどの投資手腕を持ち、巨額の財産を築きますが、驚くほど質素な生活を送っていました。祖父と同じ名前の父シェルビーも祖父譲りの投資手腕を持ち、なんと孫までがその血を引いています。一族の歴史や人物の紹介の本ですが、いろいろと勉強になることも書かれています。<P>孫(祖父の保健用のニューズレターを書きながら)<BR>「誰も読まないのに、なぜこんな面倒なことをするの」<BR>祖父「読者ではなく、自分たちのためさ。アイデアをまとめると、必然的にアイデアをとことん考えるようになるからな」<P>こうした含蓄に富んだ文章にあふれています。一読をお薦めします。

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デービス王朝 知られざる偉大な投資家一族&nbsp;&nbsp;&nbsp;半世紀にわたり、ウォールストリートで莫大な富を築き上げながら、その存在を世に知られることのなかった謎の投資家一族、デービス家。本書はその投資哲学と劇的な人生を描いた1冊である。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;内容は、バフェットとともに全米長者番付に名を連ねた初代と、運用実績ではピーター・リンチと肩を並べた2代目デービスの話を中心に描かれている。お金持ちに共通する倹約精神と、時代の先を見通す鋭い視点、そして戦後の日本に赴いたほどの研究熱心な姿勢…。読めば読むほど、並外れた親子の才覚、そして行動力が浮き彫りになってくる。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;市場が右肩上がりの時にバイ・アンド・ホールドで財を成した数多くの投資家の本と違い、興味深いのは、デービス家が1929年の大暴落も含め、数多くの苦境を乗り越えて財を成したという事実である。読者は、彼らが保険株や復興期の日本株、そしてバフェットやピーター・リンチも投資していた超優良企業に次々と投資していた事実にきっと驚くことだろう。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;モルガン・スタンレーのバイロン・R・ウィーンが推薦の辞で述べているように、本書には物語とハウツー、2冊分の価値がある。伝説のファンドマネジャー、ピーター・リンチによる序文も、本書の優れた内容に花を添えている。(土井英司)
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