なにより、日本人が書いたのに、読みにくいです。特に9割のチャートはバーチャートなのは、個人的には申し訳ないですが非常にわかりにくく、読みにくいと感じました。また、「日本の株式市場は値が飛ぶので、空想でチャートを修正する」という理論は、わたしは受け入れがたく、参りました。ちょっと独特の世界を形成しすぎているような印象をうけました。この本を読んで、日本の株式市場で利益を上げることには困難を覚えます。<BR>ただし、著者はこの本に「為替取引であまりにもうかった」と記述しています。為替取引にはこの方法が有効なのかもしれません。為替に興味がある方はいいかもしれません。
読んで驚きました。おそらく著者が長い時間をかけて見出したと思われる手法が懇切丁寧に解説されているのです。<P>解説されているのは、トレーダーが誰でも頭を悩ますトレンドの認識とそれに基づく取り引きの方法です。具体例も豊富です。何よりも複雑な手法と違って、チャートさえあれば誰にでも簡単に実践できるところがすばらしい。<P>具体例も日足、日中足、株式、日経225先物、商品先物、為替と多岐にわたります。おそらく多くの銘柄に有効な手法でしょう。個人的には最後の方に書かれていた「コーチング」にも惹かれました。コーチとは、「自分がやっていることは間違いではない」と気づかせてくれる存在だそうです。読みながら妙に納得してしまいました。<P>わずか数千円で数億円になるかもしれな!い方法論を学べるので、本書はストロング・バイです。最近では出色の1冊です。