イギリス英語を扱った教材が最近たくさん出ているが、中でも本書は特にお薦めだ。私はイギリス英語が好きで今までにも何冊か関連の書籍を買ったが、どれも「Hi,Mike!」「Hi,Ken!」的な決まりきった会話文のCDばかりで、つまらなかった。これは本当にLIVEであり、チューブの中や店内の雑音が録音されていて、また、庶民の話している英語が収録されているので、本当にイギリスに行ったときに耳にしていたそのままの英語がCD化されていてとても嬉しかったです。'lovely'とか'brilliant’とかイギリス英語特有の相槌も満載だし。今まで手にした教材の中で一番、現地にいるのに近い教材だと思います。これこそ私が求めていた教材です。
現地録音 = 雑音がうるさくて聞き取りにくい…と考えていましたが、これは全然そんな事無いです。本当に街中の人なのかな?と疑問を持ってしまうほど発音も綺麗で、はっきり言ってBBCよりも聞き取りやすいかも…なんて思ってしまったり。<BR>多分、話の内容が身近なものだから理解しやすい、というのも関係あるのだと思います。<P>本は全部で16章、飛行機に乗ってイギリスに来る所から始まり、サッカー観戦、アフタヌーンティー、駅での場面など、どちらかと言えば旅行者向けの内容といった感じです。<BR>各章初めに単語の解説があり、CDの理解度テストがあり、コラム、文法解説、録音させてもらった所の紹介や現地での「通」な過ごし方の紹介など、盛りだくさん。<P>単語だけでなく、文法の解説もリスニングも、実にバランスよく入っていると思います。<BR>このバランスの良さは逸品。<BR>ちょっとした旅行ガイドとしても使えなくは無いので、CDを聞きながら、本を読んでいるだけですっかりロンドン気分に浸れます(*^^*)
これは普通のヒアリング教材じゃないです。すごく良く出来た効果音全集。たとえば、最初のVIRGIN ATRANTICの機内アナウンスなんて、DJがミックステープを作るのにイントロとして使うのに最適です。街中のリアルな会話も使われているし、とにかく音楽用のサンプリング素材として最適。<BR>って、著作権無視なこと書いてちゃダメですね。<P>正直、癖のあるロンドン英語は、最初のヒアリング素材には向いてないと思うし、言い回しのスピードもやや上級だったりするのですが、これはつまり、ロンドンに一週間くらい滞在するなら、これくらい聞けなきゃねってことでもあるんです。ロンドン気分をあじわうなら最適の教材です。