|
| バナナがあったらどうするの?
(
松長 絵菜
)
松長絵菜さんって、とってもかわいい人です。でも、甘すぎないかわいらしさで好感が持てます。そんな彼女の魅力がこの本からあふれています。実際に作っても、おいしくておしゃれな味になるので、得した気分です。 まずは見た目にグッときた。ただひたすらに深紅のハードカバー本。「バナナ」と言って、きいろに染まらぬところが意気だ。中味は熱いハートがくるくる踊って、自由自在の創作活動に没頭している。バナナと戯れたおやつ達が、まことに誠に愛らしい。もちろん全てのレシピ付き!絵本としても料理テキストとしても、各ページにひとことふたこと添えられた言葉を追う読み物としても充分に贈りものを届けてくれる。「○○があったらどうするの?」日々の様々な場面で自分に問いかけてみたいような、何気に鋭いタイトルも好き。そう、自己発掘を促してくれそうで。 バナナとはかけ離れた真っ赤な表紙、でも開いて見るとそこは一面、可愛いバナナワールド!!!小さなお子様をお持ちのお母様には特におすすめです。今日は絵本として、またある時はレシピとして見れるこんな一石二鳥な本、是非是非お手に取られて見て下さい。
|