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| HDLによる高性能ディジタル回路設計―ソフトウェア感覚を離れてハードウェアを意識する
(
森岡 澄夫
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文法などについても説明がありおさらいにも最適<BR>ある程度実務を経験してこの本を読むと<BR>そうなのか!といった新しい発見のある本です。<BR>説明もわかりやすいです いままでのどのHDL本も、HDL設計にはゲートの論理設計を知らないといけないという筆者側の論理で書かれていて(それは誤りではないが、大学教官など理屈だけで実務経験のない筆者が、言い訳としてそう言っていることも多い)、カウンタやカルノー図ばかりボトムアップで説明して終わってしまい、実務設計からはかけ離れていた。このために読む側にもフラストレーションがたまっていて、和書でHDLの良書はないというのが常識になっていた。この本はそういった行き詰まりから脱却していた。構成が画期的なのでやや荒削りな感じも受けるが、思い切ってトップダウンに書いてあって目からうろこがおちる説明が随所にあるので、実務経験のある私にも参考になった。C設計の解説書に期待したい。
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