本書が大いに売れているところを見ると平均的に机が整理されていないと思って、かつなんとかうまい具合に整理できればと思われている諸兄が多い証なんですね。でも、結局詰まるところは常日頃のちょっとした時間を惜しむか惜しまないかの差にあると思います。そのちょっとした面倒を惜しむと年間にして一月分の時間のロスを実施していることになります。<P>ではどういうちょっとした労力がいるのかというと<BR>(1)書類やアポの落ち着き先を最初から計画立てて持っておくということ<BR>→まずは何でもいれるインボックスがあったとしても、その後に手にした場合には所定のどこかに入れなくてはいけない<BR>(2)インボックスを満杯にしないこと<P>→一日に1回は空にすること。私のメーラもフォルダは作って自動振り分けをしているのですが、そのルールにあてはまらないものについてはどんどん受信箱に溜まり、メールの整理に半日もかかるありさまになってしまうのです。<P>情報過多の現在、「捨てる技術」も非常に重要なファクタになっているのは事実だと思います。本当に自分がここに持っている必要があるのか?というのを常日頃考えると共に、本当に必要なものは何か?を意識して仕事をしていきましょう!というビジネス観にもつながっているのですね。<P>それと大事なことは一日が終わったときにきちんと後片付けすること。作者はパーティのことを例にあげていましたが、楽しいホームパーティも終わって当日面倒なのでそのままにしておいたら、翌日のうんざりとすることといったら。仕事も同じなんですよね。(できれば仕事も後日に残さないのがベストだと思うのですが)<P>机の上とともに行動スタイルもスマートにしたい、あなたにオススメです。
この本を読みながら、自分の生活パターン(2つ仕事をかけもちしています)と、提唱されているポイントを照合して、自分なりのプランナー(システム手帳のリフィル)を作ってみました。最初は「手帳活用術」を求めてこの本にたどり着いた私ですが、+αの大きなヒントが隠されていて、大変参考になりました。自家製リフィルを使い始めて以来2週間ほど、やり残してもやもやしている仕事が無くなりました。
私の職場の机はきれいなのですが、<BR>仕事中にさがしものをして時間をとっていることが<BR>多いので、本書を購入しました。<P> 毎日使うものをそばに、<BR>時に使うものを棚に、<BR>たまに使うものを見えるように名前を書いて箱に<BR>使わないものを捨てる。<P> 自分の日程表は公私あわせて1冊にする。<P> この本を読むまであたりまえなのに<P>やろうとしていなかった自分に気づきました。<P> おまけに<BR> 書類の整理の仕方を参考に<BR>衣替えの服の整理をしたら<BR>すいすい気持ちよく出来て助かりました。<P> 読んで良かった本です。<P> ただ、日本人だと<BR>「まわりの人たちの悪い習慣を断ち切る」<BR>の章は、実行するのが難しそうです。