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| たましいの場所
(
早川 義夫
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不器用な生き方しかできない早川義夫の言葉には飾りがなく、飾らないことの強さを感じる。飾らない彼の言葉に出会うと、自分がいかに不純であるかを思い知らされてしまう。<P> 純粋な彼の言葉に共感するということは、自分もきっと不器用なんだろう。この本の中の彼の言葉には、不器用な生き方もまんざらじゃないと思わせる静かなる強さがある。それも決して押しつけがましくない。<P> 不器用な生き方しかできない人や、「純粋」なんて言葉を忘れてしまった人にぜひ読んでもらいたい。エッセー集とは思えないくらい素敵な言葉の数々に出会えますよ。
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