研究室で複数のMATLAB関連書籍を購入して利用した結果,ダントツで皆の<BR>支持が高かった1冊です。特にFORTRANやCを利用してきた人がこれからMATLABを<BR>使おうという場合にも,MATLABで初めて数値計算を学ぶ人にも。<BR>MATLAB独自の行列概念,その構築,利用方が詳しく説明され,また大きな問題となる<P>「繰り返し文」における速度の著しい低下についても例を挙げて詳しく説明されています。<P>本書で基礎を学び,応用はhelpやWeb上の情報を利用するのも,コストパフォーマンスが高い<BR>方法であると思います。
この著者がきっとMATLABを学んだり教えたりする中で<BR>こう教えたら/こういう参考書があったらと言うことを<BR>考え書いた本なんだろうなと感心します。<BR>目次から素晴らしい。著者が教えたい/書きやすい順番<BR>ではなく、本の買い手が利用したいページを検索しやすい<BR>目次になっているし、中身も十分対応している。<BR>索引も力が入っている。<P>ただしひとつだけ注意すべき点は、演習問題は載っていない。<BR>演習はサイバネットHPなどでやるなどと考えれば問題ないと思われる。<BR>もっと広く知られ、利用されるべき本だと思われる。
MATLABはじめるならこれ!なんと言っても、for文やwhile文から説明してくれるなど、CやPASCALといった言語を知らなくても、この本でそれなりのことは出来てしまうんです。もちろん上級のことをやるには不十分でしょうから、それぞれの分野に応じた本をもう一冊買えばそれでOK。計量経済学を勉強している人で、従来のパッケージを使った分析だけでは物足りないという方、GAUSSを使うのも良いけど、日本語の入門書はありません。その点、MATLABにはこの本があります。ぜひこの本を使ってみてください。