こういう問題集は語彙や文法が弱い方は、最初の取っ掛かりが大変です。本書の扉の開き方ですが、初めは問題文中の未知単語などを辞書や文法書で調べて取り組みましょう。これは先生自身が薦める方法です。「学力の足りない初心者は、問題を解く際には辞書などを参照すればよい。問題自体を取り組まないよりマシ」です。「辞書を使ったら全部答えられるじゃないか」と言われるかもしれませんが、試して見て下さい。力が足りない人はそれでも正答するのは至難の技なのです。何度も転んで自転車に乗れるようになるように「間違って当たり前」の気持ちで(辞書や文法書の助けで)壁を越えましょう。もしこの『英頻』が難しすぎると感じたら同じ伊藤先生の『英文法のナビゲーター』の使用をお勧めします。『英ナビ』は『英頻』の弟分的存在で構成も同じで、解説もこちらの方が詳しいですから『英ナビ』を終わらせてから『英頻』に戻るというのが得策だと思います。
筆者は『新・』のつかない英文法頻出問題演習をやってました.PART 1はやらなくてもいい,という俗説がありますが,じつはPART 1の説明が重要で,この説明を理解し,空で言えるくらいやり込むと,英作文でのミスがぐっとなくなります.項目が美しく体系的に排列されているのは,この本が問題集というタイトルになっているけれど,伊藤先生が参考書の側面を出しておきかったからだと思います.だから,『新・』になってINDEX がなくなったので星1コ減.というわけで,評価は星4つとさせていただきます.この本で理解をし,演習は桐原書店の『英文法頻出問題総演習』か駿台文庫の『新・英頻併用 英文法問題集』を利用するのがよいでしょう.
かつてこれほど、最高の問題集があっていいのかと思ったほどの本だと現役時代は思ってました。<BR>レイアウトもすばらしい、コンテンツもすばらしい、これがなかったら、大学受験で今の大学にはいっていただろうかと思えるほどだ。<P>この問題集の著者の授業に中学生の頃になぜか予備校に忍び込み受講したことがあったが(笑)非常に厳しい先生であった記憶がある。著者は自分にも厳しいと評判で、その集大成の一つだと思えます。<P>この問題集なしで大学受験するなー!(笑)