この本についてはいろいろ批判が多い。<BR>言いまわしが古臭いとか、内容が面白くないとか、<BR>もはやネイティブが使っている表現ではないとかetc<BR>確かにこれらの批判はごもっともだが、<BR>そう言うことをいくらあげつらっても、この本の本当の価値は揺らがない。<BR>なぜならばこの本は価値はそのようなことにではなく<P>英語の文章に出てくるほぼすべての文型や構文が載っていることにあるからだ<BR>実際ここに出てくる英文をすべて覚えれば、<BR>読む聞く話す書く、どの場合にも構文として困ることはない。<P>しかし、内容が面白くないのも事実。<BR>僕が薦める方法はここに出てくる構文をつかって<BR>自分で自分のなじみのある、<BR>またおもしろいと思う言いまわしで文章を作り<P>自分だけの700選を作ってみること!!。<BR>内容が面白くないので星は一つ減らします
私は、日本文をみて、英語がすらすらとでてくることを目標に練習しました。そのため、日本文から英文への変換の練習にほとんどの学習時間を費やしました。まず、日本文をみて、『自力』で英文を作って, そして、英文をみて、自分の作った英文との違いを本書の解説、 辞書を使って理解しました。<P>ここで強調したいのは、『自力』で英文を作ってみることの大切さです。ここでどのくらい頭の中で、もしくは、 紙の上で日本文を英文へ変換しようと『格闘』したかが、その後の英文の理解、記憶の定着率を高めます、 そして、復習時間も減らすことができます。わかります、自分の作った英文は、ほとんどの場合、本書の英文とは違っていて『不正解』となることでしょう (日本語訳が英文の直訳ではないから)。ここで、『くそっ!』と思ってその理由をつきつめて理解することが、英文の理解、記憶の定着率を高める秘訣です。確かに、『不正解』となり『くそっ!』と思う瞬間は必ずしもいいものではなく、フラストレーションがたまるかもしれません。その場合『数学は暗記だ』和田 秀樹 (著)、 『失敗学のすすめ』畑村 洋太郎 (著)をよむとよいでしょう。これらの二書 では、試行錯誤、間違いから学ぶことの大切さがとかれています。この大切さを理解すれば、『試行錯誤』、『間違い』、『修正』のプロセスは楽しいものとなることでしょう。<P>理詰めで英文を理解したあとは、本書のCDで復習をしました。その理由は、私は、本書を英作文のためだけでなく、英会話のためにも使いたかったからです。英会話では、文字ではなく音が媒体となっています。そのため、理詰めで理解した英文を『究極の英語学習法K/Hシステム入門編』国井 信一 (著), での方法を使って習得しました。この方法で、理詰めで理解した英文を、音、リズムで体得するのです。この練習には繰り返しが必要です。
私は受験から遠ざかってもう10年以上たち、現在は英語を仕事で使っていますが、最高の英語教材をあげるとすれば絶対にこの1冊です。高校時代にこれを暗唱し、アメリカ留学当初もこれを聞いていました。いまでもかなり覚えています。<P>英語は慣れが必要なので、基本的な構文と、文法と、発音と、単語と、リズムを同時に身につけるためにこの本が今でも1番だと思います。ある日自分の英語力(特に発音とリスニング)が急激にあがって、驚きました。こういう反復学習は、今ではとてもできませんが、若いうちにやっておくとその後の伸びがぜんぜん違います。