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| 別冊宝島987号「クイーンを聴け!」
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クイーンをリアルタイムで聴いてきた年代からすれば、TVドラマの主題歌で使用されて再び人気が出たなどというブーム再燃には?マークがついてしまうけど、悲しいファンの性というか、自分にも再び火がついてしまった。この本は30年の再確認というか、さまざまな方面から切り取った記事から、いまだから見えてくるものを感じることができたように思う。そういう意味では、クイーンを知らなかった人たちには総括して見ることができるし、コアなファンにはちょっと?なところもあるが、往年のファンも十分楽しめる内容だ。改めてみるとやっぱりクイーンはどのバンドにも似ていない凄いバンドだったことがわかる。 「プライド」効果でクィーンを知った人も、私のような初来日時からのクィーンファンにも楽しめる構成になっています。「オリジナルアルバム完全レビュー」とか「空耳エントリー総ざらえ」など、硬軟取り混ぜた読み物が楽しいです。個人的には「高学歴バンドとしてのクィーン」というコラムが興味深かった。欲をいえば、もう少し写真が欲しかったかな?
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