マスコミや文学で取り上げられる恋愛は極端に純愛であったり、逆に非常に猥雑であったり、両極端であるように思う。もしくは恋愛をテーマにして何か商品を売り込もうとしている場合もある。こうした不必要な情報の氾濫のなかで、本書のような必要な情報が正面きって語られることは少ない。女性はいたるところにいて、いつでも恋愛ははじめられる、断られたり、あわなかったらすぐ次の相手を探せ、何人かの相手をキープし、余裕のある状態のほうが本当に人生を分かち合えるパートナーを見つける可能性が高くなるなど、率直なアドバイスが語られる。私も含め、日本の男性がもっと恋愛に積極的であるなら、ストーカーも減り、性を売り物にするビジネスももっと減少するだろう。むしろ、そうした状態のほうがより健康的で健全なのかもしれない。
デートしてて、「あちゃー」と思うことがあっても、相手には指摘できないですよね?それで、それ以降デートをお断りするときも「忙しい」とか「彼氏ができた」とかいってお茶を濁すのですが、実際には別の理由がある場合がほとんどだと思います。<P> この本は相手が教えてくれない注意点みたいなものを教えてくれます。納得するのもしないのもありますが、男性が何か演出してくれれば基本的にはすごいうれしいと思います。<BR> それから単純に笑えます、この本。太字で「こんな男性とセックスしたい女性はいない」とか書いてあったりして爆笑しました。
ただの「セックスライフ充実ウハウハ本」かと思いきや、読み進むうちに、人生についても、ふかーくしみじみと考えてしまう本でした。そう! 女だけが人生じゃないんですヨ!<BR>既婚男性にもオススメです。なんでヨメとうまくいってないかわかるから。とくに後半部分に詳しいです。既婚女性としてふかーくうなずいてしまいました。夫に読ませようかしら…<P>シリーズ本で、「愛される技術」というのも面白いですよ。