UnixUsersの連載にあったときは、時間もなく、GBAも持っておらず、ケーブルも持っていなかったために適当に読み飛ばしていたが、USBケーブル付きで書籍として発売されたと聞き、書店を探し歩いたのだが売り切れであった。<P>今回、早速購入した。改めて読むと、その昔、高校時代にZ80のアセンブラをいじったり、新人エンジニア時代にCP/M-68K上のアセンブラでVRAMに直接描画するプログラムを書いた記憶がよみがえってきて非常に懐かしい思いをした。<BR>本書の対象読者は、<BR>・私のように昔取った杵柄のおっさん(^^;<BR>・これからエンジニアを目指す学生<P>・ハードのことがちんぷんかんぷんな若手エンジニア<BR>などが考えられると思う。<BR>特に学生や若手エンジニアには、構造化プログラムやオブジェクト指向などは「ソフトウエアの基本」として身につけてもらうとしても、それ以前の「コンピュータの基礎」としてこのようなもので遊んでもらいたいと思う。
プログラマの中でもクロス環境での開発を行ったことのある人はほんの<BR>一握りではないでしょうか。本書ではゲームボーイアドバンスという<BR>身近な「デバイス」で動作するプログラムをPC/AT上のLinuxで<BR>クロス開発します。ゲームボーイアドバンス用のプログラム開発に興味のある方、gccでのクロス開発に興味のある方にお勧めします。
この本は雑誌の特集をまとめたもので、<BR>初心者向けではない。<P>雑誌を読み続けた人については、<BR>パソコンとの接続ケーブルだけが、<BR>購入する利点ではある。<P>linuxが使いこなしていて、<BR>家にゲームボーイアドバンスが<BR>転がっているようなご家庭に最適です。<P>プログラムの基礎やゲームづくりの手法は<BR>別の本で学ぶ必要があります。