この本は転職者のバイブルといわれている名作です。<BR>アメリカ人は平均8回転職を経験するらしい。<BR>8回って凄いなって思う。要するにあの嫌な面接を8回経験するのだから。<BR>8回も自己PRを考えて、そのたびに自分の無力さを呪ったり・・・<P>今やっている仕事が次の転職の成否を決める。その繰り返し。無駄なことをやっていたら自分の首を締めることになる。そういう舞台で仕事をしている。<P>僕は今、転職を考えてはいないが、自分自身のキャリア、今の会社にどういう貢献ができるか?といった事をこの本から得ることが出来ました。<P>在職者も自分自身のブラッシュアップを一度してみたらいいと思います。
所謂「古典」の位置づけの本なのでとにかく買って読んでみました。最初のほうの「多くの雇用者は求職者が職を探すのと逆の方法で求職者を探している」という部分にまずガーンと一撃をくらい、レジュメ、インタビューなどそれぞれのステップで鋭い切り口のアドバイスが満載されてます。日米の違いはありますが、基本的に雇用者の問題解決に貢献するかどうかで採否は決まる、という構造は原則同じですから参考になる部分は多いと思います。<P>ただ、上記のようなテクニカルな部分と同じくらい大きな部分を占める「天職の探し方」については、著者のインストラクションに従ってブレイクダウンした自らのスキル、職歴、理想像なんかでチャートを埋めても「これであなたのやりたいことが見える!!」という訳にはいかなかった。この辺はやっぱり国情の違いもあるのでしょうか?<P>個人的にはキャリアチェンジは複数の適正検査や、信頼できるコンサルをみつけて相談する、というキャッチボールを繰り返す必要があると思います。本書にも適正検査の受け方やコンサルの見つけ方に関するアドバイスがあるのでそこは参考になるでしょう。<P>やや蛇足ですが、冒頭の「雇用者と求職者のマインドの違い」については、レジュメの書き方に関する本を探していてたまたまみつけた「Don't send a resume」という本がとても参考になったのでこちらもオススメしておきます。どっちの本もレジュメに関して言っていることはよく考えると大体一緒なのですが「Don't...」はよりわかりやすく説得力がありました。まずインタビューしてもらえないことには先に進めませんから。
いかにして自分に合った職を見つけるか?<BR>この本はその手助けをしてくれます。<BR>自分探しの方法から、希望する業種への<BR>アプローチの方法も学べるでしょう。<BR>転職者のための本というイメージが強い<BR>ですが、就職活動をしている大学生の<BR>私にも十分に力となる本でした。