これまでプロモーション関連の仕事をしていますが、PRについては素人です。PRを考えないと、という上司から強制的に読まされましたが、広告に対する概念が変わりました。<P>既にレビューされているかたも書いてらっしゃいますが、確かに、どのようにPR活動を行うと良いのか、という肝心な「問いの答え」を、本文の数ある例から導き出すことはできません。<P>しかしながらこれは批判されるべきではなく、「答え」は業種や職種、PRの必要度合いなど、PRを行う側で変わってくるので、逆に「答え」があるほうがうそ臭いでしょうね。<P>わたしにも、これから「答え」を導く作業が待っています。
別の著作「ブランディング22の法則」を読んだ方が、早い。<P>読み終えるのは早いが、この本を読めば終わりなのではなく、現実社会で結果を出すにはかなりの時間がかかることをお忘れなく。
本書はPRの重要性とその効果に関して新しい視点を投げかけている。<BR>とても興味深い内容だ。<BR>「最初にPR、その次に広告」。<BR>本書を読めばなるほどとうなずける。<BR>ただ、少々くどい気もする。<BR>最初の100ページを読めば、筆者の言いたいことの大部分がわかる。<BR>くどい分を考慮して星4つ。<P>刺激的なタイトルにする必要があったのだろうが、筆者の言いたいことは<BR>「ブランドは広告だけではつくれない」だと思う。<BR>「広告では」ではなく「広告だけでは」だ。<BR>昨今PRの重要性が増してきているのは確かだと思う。<BR>相対的に広告、とくにマス広告の重要性が弱まってきているのも確かだろう。<BR>しかし、本書の中でも言っているが広告が全くいらなくなったわけではない。<BR>役割が違って!ている(かもしれない)のだ。