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| SEのための図解技術
(
開米 瑞浩
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他人に(企画,プログラム,作業の流れなどを)説明する。そのために図解技術があるものだと私は思っていた。もしも他人が関わらず自分だけで完結するような事柄ならば,自分の頭の中では分かっているんだから手間をかけて図を描く必要なんて無いと。でも,それは違う。図解は頭の中で情報を整理する時にも非常に役立つのだ。どんなときでも図解はやるべきである。<BR>この本では図解の手順・技法,考え方をたいへん分かりやすく示している。小難しい内容は皆無で,すぐにでも実践できる内容ばかり。たいへん実用的な本だと思う。設計の際には手元に置いておきたい。
この本は「SEのための」というタイトルだが、単にエンジニアだけでなく、およそ「考える」ことを生業とする人には必読の書である。また「問題解決能力の育成」が必要だと言われている現代の教育においても、高校生、いや、もしかしたら中学生の年齢において、全ての子どもに身に付けさせたい能力の一つとして「図解技術」があると思われる。現代を生きる全ての人にとって、必読の書である、と言っても過言ではない。複雑な問題を分析し、理解し、チャレンジするための方法論が、この書にある。
SEのための図解技術
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| SEの重要な仕事のひとつに、顧客へのプレゼンや技術的な資料をはじめとする広範な分野の図表の作成作業がある。いずれも各々のシチュエーションにふさわしい表現方法やまとめ方を採用しなければならないし、資料作成自体にできる限りコストをかけないようにする必要がある。<p> 本書は効率のよい、わかりやすい図解の仕方を解説したものだ。図を用いて相手に効率よく情報を伝達する、自分の考えや思考を図として整理していく手法が述べられており、図解を行なううえでの基本的な考え方や主要な図解のパターン、「関係」を表す概念、制御プロセスを記述する方法、最後に、現場での問題解決の手段としていくつかの実践的な話題を扱っている。<p> 図解の技術について体系的に解説しているので、根本的な知識から習得できるのが特徴である。資料を作成するときに思うように考えを整理できない、効果的に情報を見せることができないといった、図表作成のテクニック以前の悩みに対して答えを与えてくれるだろう。また、UMLやXML、フローチャートなど、SEが使う機会の多い図表現についても利用の仕方に関する多くの情報が記載されているおり、現場での活動に生かせる点も優れている。<p> 「SEのための」とタイトルがついているものの、資料作成という仕事は大概の職種に必要なものだ。その意味でも、資料作成にあまり自信がない方や図解の方法についてきちんとした講習を受けたことがない、勉強をしたことがないという方は本書を利用してみてはいかがだろうか。(齋藤牧人) |
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