国語の苦手な子供のためにと買った本でしたが、読んで目から鱗の作文テクニックに、いつの間にかメモをとりつい自分が作文を書く気になっていました。<P> 文章を書くのが苦手な自分でも「これなら書ける!」そんな気になってしまいます。それだけわかりやすく書き方が書いてあり、複雑なテクニックは全く要求されていません。作文が苦手で数行の作文しか書けなかったような子供達が小学生とは信じられないほど表現の豊かな文章を作り上げている例も、自分(の子)も書けるようになるという気にさせてくれます。<P> この本は、作文を書くことでどうして学力がのびるのかについて説明がしてあるだけでなく、ではどのように作文を書けばいいのか、どうすれば作文が書けるようになるのかについてまで書いてありとても親切な本です。<P> よくある能力開発をうたった本では、具体的にどうすればいいかまでは詳しく書かずにあとは講座を受けてくれといわんばかりのものが多いですが、この本は違います。惜しみなくテクニックが公開され、著者の教育にかける熱意がこめられた一冊だと思います。
作文というと、面白みが無く、つまらない作業に感じる人は多い。<P>それは「書く」ことの意味、大切さを教えてもらわなかったからだ。<P>「書く」こと、「ことばの大切さ」、「情景が浮かぶ文のおもしろさ」を<BR>伝えてくれる本である。<P>人間は、「話す」こと「聞く」ことの他に「書く」ことで、<BR>非常に成長が著しくなる。<P>それは、「見る」→「聞く」→「話す」→「書く」に連れて、<BR>エネルギーがいるからだ。考えないといけないからだ。<P>「書く」(アウトプット)ことの面白みを知ることで、学ぶ(インプット)の<BR>面白さがわかる。だから生徒たちは、偏差値が上がったのだ。<P>偏差値を上げるために「作文」を学ぶというのでは、本末転糖だ。<P>誰でも才能がある、価値があると目覚めさせてくれ、<BR>書くことの喜びを伝えてくれる名著だ。
この本を読んだ後、文章を書くと確かに文字数も増え、中身についてもじっくりと相手の読み手を意識した内容を書けるようになった気がします。<P>作文の書き方を通して、“頭の使い方”についても考え直せるから、学力が伸びる子供がいるんでしょう。<P>表現力に乏しいけど、文章を書かないといけないビジネスマンにも、どう表現したら相手に伝わるかヒントになります。<P>メルマガなど配信している人にも読んで欲しいですね。<P>ああ、もっと若い頃に出会ってたら、偏差値が上がってただろうに・・・。