この本は中国語を学ぼうとする人必携の1冊である。英語などと違い、「文法」に厳密なルールが無いので、勉強していても?が一杯出てくることがあります。そんな時、この本は明快な答えを提示してくれます。頭の中でぐちゃぐちゃに入り乱れていた中国語が綺麗に整理されていくのがわかります。ぜひ。
ネティブスピーカーとして、中国語を勉強する日本人に是非薦めたい一冊です。発音から補語など難しい文法まで丁寧に説明してくれるので、初心者にもやさしいです。特に、日本人が発音しにくいとされているzh,ch,shiやin ,ingの区別についても分かりやすく説明しています。私自身はこの本を使い、生徒に教えています。中国人が読んで納得する本でもあります。案外、中国人のほうが文法に弱いかもしれないですね。是非、一度、手にして読んでみてください。また、ボリュームの割りに、値段も良心的で、いいと思います。
まずはじめに言っておきたいのはこの本のヴォリュームである。一冊で全ての文法を網羅的に説明している。そして、それを通して、中国語の単語を毎回少しずつ覚えられるようになっている。このボリュームであるから、最後まで一通り目を通すとどれだけ単語が増えたのか自分でもわからない。しかし、やり終えたときに感じる達成感とともに、相当数の<P>単語が知らないうちに身についていたと思う。この本の特出したところは、毎回文法・文化などの解説とともに、それが最もよく理解できる本をページの横の欄を使って紹介しているところである。Book Informationという形で紹介される中国関係の本は多岐に渡っているが、ここから中国語への感心が幅広く伸びるということもありえるだろう。<P>もう一つの特徴として、単語一つ一つに漏れなくピンインがついているということである。とても親切である。文法を勉強しているときは文法の勉強に集中したい。辞書を引くてまを出来るだけ省きたいと思っていたので、この本は本当に助かった。知っている中国語でもピンインをつい間違って覚えていたりしたものも確認して直すことが出来た。<P>お薦めの一冊である。