平山夢明氏の実話サイコ文庫の第2弾。<P>前作「呪われた街の~」から約4年近くのインターバルがあったが、今回もなかなかに面白い話がめじろ押しである。<P>しかしながら、中には「本当なのか?」という話もあったが、友人はそれを「嘘」と決めつけていた。中には「もっとリアリティ有るやつがいい」とさえ言う者もいた。何故か?と問うと「嘘っぽいから」とだけ言う。それはそうだ。何故なら、狂人は私達の想像の域を軽く超えてしまうのだから。<P>それに、これは取材をして集まった話である。<P>体験者が「話した」ということは事実感あるし、それを100%嘘で固めたということもないであろう。<P>私達の周りに、こんな狂った人間は居ないとは言い切れない。<BR>そして、私達が狂わないとも言い切れない。<BR>東京伝説シリーズはそれを皆に気付かれる為の警鐘なのである。<P>第3弾も近々出版決定である。<BR>刮目して、待て!
かなり、怖い。事故、犯罪、狂人など、理不尽に我々を襲い来る災厄譚を集めている。ハルキホラー文庫の同タイトルの本の続編にあたる本。元恋人が…というなら、つきあった貴方がツイてないよね、で済むのだが、多くの犠牲者は通りすがりや偶然に選ばれている。不条理だ。それゆえ自分がいつそんな目に遭うかと思うとゾッとする。イヤ~な出来事満載である。<BR> 2,3都市伝説系のよくあるオチが混ざっているけれども、それを除けばフレッシュでショッキングな話ばかりでドキドキする。我々が平和だと思っている社会。そこに横たわる闇のベールをめくり、読者を不安の渦に突き落としてくれる迫力の1冊だ。
友達から借りて読んだんだけど、あまりに面白いので再購入!<BR>とにかくすごかった…。<BR>読んでるうちは、こんな話あるのかな?<BR>とも思っていたけど、ニュースや新聞を見るともっと酷いことが<BR>書いてある。<P>これからの新しい怪談、恐怖物語を思い知らされた。<P>いまだに膝が震えています (@_@;)