この書籍は、さすがコンサルタントが著作しただけあって認証取得を受けようと考えている企業にとって唯一JISQ15001規格の本意をベースに解説されている書籍と感じる。筆者はISO9001のコンサル業務も担当しているらしいが、よく見受けられる審査機関サイドに立脚した解釈がベースとなっている書籍が認証規格ものの大半だが、この書籍はコンサルタントがobjective指向で本音で解説しているところがこのコンサルタントのクオリティーの高さを感じる。コンサルとして実際に企業にとって本当のリスクとは何なのかを身をもって実感できる書籍といえよう。このようなかなり踏み込んだ書籍はコンサルタント会社名での出版物では中々ないと感じる。コンサル依頼時の指名の際にも役立つよう個人名での出版若しくは誰がどの箇!所の出筆しているのかを明確にしてもらいたいと思います
JISQ15001関係の本が増えてきたが、本書が最も詳細に書かれて<BR>いる。早くに出版されたことを考えると出来が良いというべきであろう。<BR>唯一の懸念は著者はコンサルティングを生業としているようだが、もしかしたらこんなに詳しく書いてしまったら、クライアント獲得にはマイナスなのでは?と心配してしまったことであろう。<P>入門、実務、構築時の参照文書として適切と推奨する。
非常にわかりやすく、図等の説明が豊富であり、なおかつ<BR>要点は抑えており、個人情報保護のマネージメントシステムを<BR>構築する為には、絶対に抑えておくべき一冊ではないでしょうか。