モチベーションのコンサルティング会社の作った本ですが、分析的な内容が惜しげも無く公開されています。<P>全体的に概略を流している感じで、もちろんココは出せないよという部分もあるのですが、あまりそれを感じさせないように配慮されており、読んでいて違和感を感じさせないですね。またプレゼンテーションを聞いているかのように内容も非常に理解しやすくできています。<P>金銭とポストでは動かなくなった世代のモチベーションを高める為の企業の施策の根本的な問題にはすべて触れてくれている良書です。従業員のモチベーションを向上させたいとお考えの経営者の方には絶対お薦めの本です。<P>この本だけで不満という方、補強したいという方は コーチング、目標管理制度、企業理念、コミュニケーショ!等に関する書籍を読むといいですね。
「モチベーション」という言葉が頻繁に聞かれるようになったが、実際どのように把握すればいいかは分からなかった。しかしこの本では、モチベーションを可視化する手法や、組織の成熟度合によって想定されるモチベーションの状態などが記されており、新たな組織マネジメント手法を得ることができた
モチベーションの構造が序盤では解説されていて、後半では事例が三本挙げられている。特に飲食店でのコンサルティングでは、分かりやすかった。若干、ページで絵がたくさん入り、ページ数を稼いでいるように見えるが、図なども用いているのでわかりやすい。コンピテンシーとモチベーションは連動していくものだとつくずく実感した。