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| PostgreSQL構築・運用ガイド
(
石井 達夫
山田 精一
)
Oracleのデータベースでシステムを運用のお手伝いをしています。ただ最近話題は「オープンソース」。Oracleからフリーのデータベースに移行できないかと考えていたときにこの本にめぐり会いました。いろいろヒントになることが書かれていたため,とても役に立ちました。この本に書かれていたクラスタ・システムなども初めて知り勉強になりました。
PostgreSQLの機能や導入方法を紹介した書籍は多いが、高可用性システムの構築方法についてここまで具体的かつ詳細に記した書籍は無いのではないか。PostgreSQLを商用ソフトと組み合わせて可用性を確保する方法が詳しく紹介してある。<P>また、フリーのレプリケーションソフトのPGReplicateについても開発者自らが執筆しているのが興味深い。まだ開発途中ということだが、とても有用そうなソフトだと思った。<P>個人的に購入を決めたポイントは、OracleとPostgreSQLの違いや移行方法をまとめてあったことだ。仕事で必要になり情報を探していた矢先のことで、とても助かった。
PostgreSQL構築・運用ガイド
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| オープンソース・ソフトウェアは確実に世の中に浸透してきている。その理由としては、コストに対しその性能が充実してきたこと、普及によって前例ができてきたことなどが挙げられるだろう。政府や自治体がオープンソース・ソフトウェアの採用を検討し始めたのもその表れと言えよう。<p> 本書は、PostgreSQLをエンタープライズシステムで使用するための事例、運用管理、可用性向上、そして現在の主流DBMSであるOracleとの相互移行について解説する。<p> 前半3章が基礎編となり、第1章では基本操作やトランザクションなどPostgreSQLの概要について解説している。第2章「先進事例を参考にする」では、約200万レコードを扱うコニカのオンライン・プリント・サービスと、月340万人が利用するヤマハの着メロサイトが紹介されている。これらのサービスが、高いパフォーマンスと可用性を実現していることに驚かされる。第3章では設定ファイルや監視・バックアップの手順、チューニング方法について説明する。<p> 応用編となる後半、第4章では可用性の向上、レプリケーションやクラスタリングについて解説し、第5章と第6章ではPostgreSQLとOracleの差異を説明、その上で相互移行について具体的な方法が説明される。<p> オープンソース・ソフトウェアの利用により、基本的には今までベンダーのサポートに頼っていた部分を自分で解決しなければならなくなる。不安はもちろんあるだろうが、本書のように実用的な文献も増えてきている。本書を参考に、是非PostgreSQLにチャレンジしてもらいたい。(大脇太一) |
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