この本が大井恭子さんの本と並んで、和書では一番良かったです。いろいろと批判はあるかもしれませんが、やはり初級から中級の学習者にはテンプレートが必要だと思われます。<P> しかし、過去のTWE受験経験から言うと、この本のようなテンプレートを用いる方法では5.0までが限界でした。5.5や6.0をめざそうとすると、一旦既製のテンプレートを超越する必要があります。<BR> 案外、枠にこだわらず、自分の書きたいことを自由に書いたほうが、高得点をとれたような気がします。
本書は、TOEFLだけに限らず、基本的な英文エッセイのエッセンスといった感じの内容になっています。特に論理的な展開と文法や話題の転換などの手法が細かく丁寧に説明されており、TOEFL受験者は必ず手にしたほうがいい一冊です。良いポイントを以下に記しますのでご参考にしてください。<P>1、話題別にテンプレートが用意されており、それにのっとって話題を展開するだけで、TOEFLエッセイとしては5.0レベルのものが作れるように作成されている<P>2、論理的展開の方法が明確で、減点されるポイントなどが明確に書かれている為に、どういったことに注意して時間内で仕上げていけばいいかが簡潔に分かる<P>3、全てのエッセイ問題が日本語で掲載されており、また、各内容にどのように対応するかを事前に用意するテンプレート作成フォーマットが用意されているので、これを実施することで、実試験において容易にエッセイがかける<P>この方法で私も5.0を獲得することができました。日本で発売されているTOEFLエッセイ対策書としては、最良のものではないでしょうか。
この本は上級者、中級者には向かないと思う。本文のアイデアはいいとしても文章自体は非常に簡単です。TOEFLを今から受ける人にとっては非常に良い本だと思います。TOEFLのポイント4.0-4.5くらいまでは使えるでしょう。