ベストセラーになっていたので、読んでみましたが、ガッカリしました。<BR>書いた本人が一番すばらしい「バカの壁」を持っているのでは?<BR>内容は、自分が医者で、東大卒だという自慢話の類、他はたいして中身は無いと思います。
大変ご博識のお二人が、自らの言を持って「バカ」とはどういうものなのかを大変わかりやすく体現しておられます。ょっとモノの考え方を切り替えてみたい、と思ったときにお勧めですが、決して真面目に読んではいけません。この本で遡上に上げられている様々な事柄については、真に受けないで、ちゃんとしっかりとした本で調べてみることをお勧めします。(これはベストセラーの「バカの壁 新潮新書」を読んで、こちらの本にも興味を持たれた方へ、であり、もちろん養老氏、日下氏の大ファンである人には馬に念仏ですが)将来、知識人を目指す方には、インテリと呼ばれる知識人のセンセイの思考パターンと言うか、その屋台の広げ方はどういう風にするべきか、と言う点で大変参考になる本です。個人的には、ああ、こういう事で食べていける人には、失業率とか、失業で自殺者急増なんて全く視野に入ってないんだろうなぁ、と、大変羨ましく思いました。勝ち組とは、まさにこういう人たちのことを言うのです。勝ち組になりたい人は、是非この本を参考にしましょう。
日曜午前中の爺たちがたくさん出演するテレビ番組を見てるようです。テレビは聞き流すから気にならんけれど、こうやって文字になってしまうと「その根拠は」と突っ込みを入れたくなってしまうほど。バカの壁が売れているからって、安易な企画で安直に出版しないで欲しい。タイトルと中味はかけ離れていますからご注意を。