育児をしていくなかで、いくつかの絵本の古典に出会った。ここに紹介する「いやいやえん」もそのうちの一冊。なかには、親にこの絵本を読んでもらったという世代もあるだろう。幼児には、何をいっても「いや」という親にとっては恐怖の時期がかならずやってくるが、タイトルの「いやいやえん」はそんな幼児の心境を良く表現している。「どないせいっちゅうーの!!」という瞬間が育児の過程には多々あるが、育児に疲れたお母さんやお父さんにも薦めたい。しげると熊を描いた表紙もかわいい。
僕も保育園に通っていました。保育園でもこの本が大人気で、母にせがんで誕生日のプレゼントに買ってもらいました。昼寝のときや夜に寝かしつけるとき母は感情をこめて読んでくれて大笑いをしたことをいつまでも覚えています。<BR>この本がきっかけで僕は本が好きになりました。<BR>いろいろなお話の中、当時はわからなかった内容もそうだったのかと納得しています。保育園がいやだったやんちゃなしげるくんに自分を重ねていたので読み返すたびにあのころの幼い自分がよみがえります。<BR>また会えたね。しげるくん。次の世代を担う子供たちも頼むよ。
昔からある名作。 大人になってから数十年ぶりに読んでも、子供の時とは違った読み方ができ、自分が変わった(成長した)ことが確認できます。 もちろん子供のために買う本ですが・・・