「・・・おばけがでるぞ~・・・」怖い~い声で読むと3ヶ月の息子が「フエ~ン!」と泣くのにはびっくりしました。もう、わかっているんでしょうか。。。<BR>この月齢の赤ちゃんにも怖いという感情をおこさせるなんてびっくりでした。<BR>それ以来、この絵本を見ると少し緊張気味ではありますがじーっと集中して見つめておとなしくなります。<P>あまり反応を見せない絵本もあるなかでこの集中力はすごいです。<BR>最近は慣れてきたのか、泣くことはなくなりましたが<BR>読んであげていて読みがいがあるのでついつい手にとってしまいます。<BR>持ち運びにも便利な軽くて小さいサイズでお気に入りです。
もと保母さんのママ友に勧められたのですが、本当に子供(2才2ヶ月)が気に入るかはその子によるので、まず図書館で借りました。そしたら、何度か読んだだけなのに、返却した今も、せりふを覚えてて楽しそうに喋り、また読みたいと言うので、購入することにしました。<BR>内容は、寝ない子がお化けになって、お化けの国に連れてかれちゃう、というところで終わる、大人からするとちょっと恐い話なのですが、文章が短くてリズムがあるので、発音して楽しいようです。また、絵の色がはっきりしていて、形も単純化されているので、そこも子供の好みらしいです。
せなけいこさん自身が、絵本を作り始めたのは自分の子供へ向けて…という記事を読んだことがあります。<BR>私がおさない頃読み、心に残った理由はきっとそこにあるのだと思いました。子供が喜ぶ絵本かどうか?はその子供によるとは思いますが、シンプルなストーリーの中に込められた、母親の気持ちを代弁してくれているような言葉の一つ一つが胸に響きます。<P>眠る前にちょっとこわい話をしてくれた母親を思いだし、今はやさしい気持ちで読む事ができます。<BR>子供自身が、ではなく、まさにお母さんが「読み聞かせる」絵本だと思います。