はははのはなし みんなこんな本を読んできた はははのはなし
 
 
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はははのはなし ( 加古 里子 )

虫歯は何故出来るのかを判りやすく、しかも科学的に説明してくれている本です。<BR>私が、生まれて初めて心から面白いと思った本で、この本のおかげで本好きになりました。<BR>また、この本をきっかけにして、シリーズの科学絵本を読みあさり、それが高じて医者になりました。<BR>私の人生を決めた本だと言って、過言はないと思います。<BR>今読んでも十分面白い!

子供の頃学校の図書室で読みました。真っ黒く溶けて小さくなっている虫歯の場面は本当に嫌だなと感じました。我家の歯磨き嫌いな子供に虫歯ばかりでは困るということを教えるため読んでみせて「虫歯になると何にも食べられないし、病気になるんだよ~!」というと多少効果がありましたよ。

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はははのはなし&nbsp;&nbsp;&nbsp;「ははは はっはっはっはっは」と、みんなおもしろそうに笑っているのに、1人だけ泣いている子がいる。ははあん、「歯」が痛くって泣いているのだ。そんなに痛いならいっそ「歯」なんかなければいいと思いませんか? <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;だるまちゃんシリーズで知られる加古里子による「歯」の絵本である。著者自身が優しく丁寧に説明するのは、歯の役割、歯を丈夫に守るための方法、なぜ虫歯になるのか、丈夫な歯と丈夫な体の関係など。各ページの最後はかならず問いかけでおわり、ページをめくるとその答えが用意されているという展開には、よどみがなく飽きさせない。そして「歯」と「ははは」という笑いをかけて最後は笑って本を閉じることになるのだ。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;1970年に福音館書店の月刊科学絵本「かがくのとも」に取り上げられ、1984年に装丁を新たに出版された傑作絵本である本書は、歯みがきを嫌がる子どもたちだけでなく、すべての子どもたちに歯について考えるきっかけを与えてくれる1冊である。(小山由絵)
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