毎日、世界の出来事を新聞、ニュースを見ていてもただ流れを追うだけで、なぜこのような事件が起こったのかなどという根本的な事はまったくわかりませんでした。この本は、学校の教育では教えてもらえない基本的な知識を簡単明瞭な文章で理解することができます。所々に表記されている「難民とは何?」という簡単な説明も初心者にはとてもわかり易くなっています。ひとつの事件について、難解な分厚い本を何冊も読むよりも何倍も簡潔に、この本1冊だけで世界の出来事を詳しく知ることができると思います。
本書は、第2次世界大戦後の国際政治の流れを変えたような出来事を説明したものである。例えば、湾岸戦争、朝鮮戦争、文化大革命、ソ連崩壊、などである。<P>それぞれについて、小話や図、写真等も多用しているので、非常に理解しやすい。高校の授業をサボってしまい、世界史をちゃんと勉強していない人にとっては、国際ニュースを理解するうえで、大切である。(自分自身も含めて)<P>ただ「歴史は解釈学」であるため、個々の歴史的事象の解釈に対しては個々人で反論があるかもしれない。
『世界史の教科書の現代史の分野は、解かりにくいなぁ~・・。』と思っていた時に、先生が教えてくれたのがこの本です。文字ばかりじゃなくて、写真や地図も多いので読みやすい!解説もわかりやすいし、詳しいです。日々のニュースで耳にする世界の国の紛争やテロ、領土問題が、身近に感じられるようになると思います。