江原啓之なる著者がどんな人物か知らないが、佐藤愛子・林真理子など文壇の大物たちの熱い支持を受けているようなので関心を持った。年齢も30代半ばでまだ若い。内容はキューブラーロスの本に出てきた、生まれ変わりの死生観やガーディアンエンジェルなど、スピリチャル(霊的)な視点からの人生相談です。こうした話題が苦手な人にはお勧めしませんが、個人的には霊を持ち出しても前向きに現実の問題に対処できるなら、大いに利用すべきだと思います。ちょうど数学で現実には存在しないが、人間の頭の中で発見した複素数という概念を用いることで数学が大いに発展したのと同じだと思うのです。文章も読者を脅すようなことは避け、物事を前向きに考えるような配慮がしてあるのが感じられ著者の人柄がしのばれます。マイナス1点はやはりスピリチャルな話題は、はまってしまうと怖いので、若干距離を置くためのマイナス1点です。
この本、スゴイです。<BR>日常生活に起こり得る全ての出来事には意味があり、そこに「偶然」はない・・・と!<BR>著者が持ち得る「見えない力、不思議な力」を元にした内容ですが、そこに書かれている著者の考え方は「極めて常識的なこと」だと私は判断します。<P>自分に起こる嬉しいことにも悲しいことにも、腹が立つことにも、勿論楽しいことも・・・どんな出来事にも「ありがとう」。<BR>そして、自分と出会う全ての人にも「ありがとう」。<BR>私にとって、大事な一冊になりました。
友人の薦めで読みました。確かに書いてあることはごくごく当然のことなのかもしれませんが、それを言葉で表現されると改めて理解というか納得ができるような気がします。なんとなくの部分が明確になるといった感じでしょうか。。。。癒しの本も結構読んでいますが、私は素敵な本だと思います。<P>とにかく自分の心に正直になるきっかけを作ってくれるようなそんな一冊だと思います。。。文面に江原さんのやさしさも感じられます。やさしさに触れると心が温かくなると思うので余計に元気がでたのかもしれません。