あたりまえのことなのだが、著者はいつの時代も変わらず女性が男性に求めているのは「おそれない」「いばらない」「あきらめない」「くさらない」「まけない」たくましさ、知恵、包容力、正義感、自己犠牲の精神だという。また、もてる男は、自分に自信を持っている。つまり、自分の欠点にこだわらず、欠点ではなくもてるための長所としてアピールするのが上手である。「笑わせようとする男」より「いっしょに笑ってくれる男、楽しい気分にしてくれる男」が好かれる。彼女の話を興味深く聞くこと、彼女の細かい変化に気付くようなまめな男、ここまでならほかのマニュアル本とだいたい共通するし当たっているのだが、この本のすごいのは、「私は、女性にとって、男性とは、安心してくつろげるOOのようなものだと思っている。」(p.219。OOはひらがなで2字、漢字1字)の一文である。こう考えるとやさしさ、包容力、清潔感、知恵や精神的なものを含めた強さというかたくましさが「安心してくつろげるOO」という言葉に集約されることがよくわかる。徳川家康が「人生は長い旅のようなものだ。」と言っていたというが、女性たちは人生の長旅をいやせるようなOOを求めていることを男性諸君は心のなかで銘記すべきだろう。自分を含めて(汗)。
結論から言えば女性にもてるには、男性にももてねばならないという事だそうだ。つまり自分を魅力的に改造していく方法が具体的に述べられている。<BR>つきつめれば、かっこよくみせることは、内面の充実が必須ということらしい。恋をゲームと考えれば、ちょっと常識的な内容でものたりなさが残る一冊だと感じる。
自分の過去の失恋を思い出し、何がいけなかったかちょっぴしわかってきた!女性の心理ってこんなのだったんだね。なんだったかは自分の目で確かめてください。この本にもっと早く出会っていればと思ったけど、これから頑張ればいいんだ!さぁ、男を磨くぞ~