TAJIRIというのはめちゃくちゃ格好良い奴だ。そのレスリングスタイルやWWEクルーザー級チャンピオンというキャリアもかなり格好良いが、その生き様はもっと格好良い。そう思わせる一冊だ。彼自身が本書の中でも書いているように、WWEの裏事情に関する記述はそれほど多くはなくて、あくまで自伝的性格の内容である。そこに不満を感じる人もいるかもしれないが、一人の若者がどのような過程を経てWWEという世界最大のプロレス団体でトップを張るまでに登りつめたのかがよくわかる。内容に不安を感じる向きには、本書を購入する前に彼のオフィシャルHPをのぞいてみることをお薦めしたい。
読み始めるとハマってとまらない!WWEの内幕というか、スーパースターたちの素顔が垣間見れます。TAJIRI自身が提供した写真が数多く掲載されているのも、評価高いですね。そのせいもあって撮られている側も素の部分が出ているように思います。この本でWWEにどっぷりはまってしまったといっても過言じゃないくらい面白い本でした。文句なしで5つ星。
現在WWEで大活躍する日本人レスラーTAJIRIの本だ。前半は、TAJIRIの自叙伝。後半は、ECWやWWEで活躍するレスラーたちの裏話だ。<P> TAJIRIがWWEに行くという記事を読んだ時、今の成功を予測できなかった。しかし、本書の前半を読んで、彼の成功の理由がよくわかった。彼はとても頭がいいのだ。大きな目標を決め、そこに至る小さな目標を掲げ、それを実践する実行力と継続し続ける持久力があるのだ。プロレスやWWEやTAJIRIについてよく知らない人でも、「人生に成功するためにどうしたらいいのか?」ということのヒントになる本だ。