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| 今日は死ぬのにもってこいの日
(
ナンシー・ウッド
金関 寿夫
)
これは、死を助長する本ではありません。<BR>ニューメキシコ州タオス・プロブロ・インディアンに語り継がれる<BR>「口承詩」を書き留めたものです。<BR>大地、生きること、考え方、捉え方を散文詩のように書かれています。<BR>全てを理解するのは難しいですが、感覚で捉えると面白い本です。 堂々とした人生を生きる彼らはの死は祝祭のようだ。<BR>彼らは世界の中での自分の位置を知っている。<BR>科学文明が発達したなかで生きる僕らにとって、彼らの言葉はとても重みが感じられる。<BR>そんな彼らの死生観・自然観などが詩や散文としてまとめられている。<BR>追悼式や結婚式で朗読されたり、教科書にものっているらしい。<P>原文もすべて載っていて、高校生で十分わかるplain Englishで書かれているので英語の勉強にもなる。
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