海外の銀行に日本にいながらにしてどのように口座を開設するのかを<BR>極めて詳細に説明している。そういう点では優れた入門書である。<P>ただ落とし穴はオフショアの銀行の従業員の事務処理能力を日本の銀行員<BR>と同じものだと思ってはいけないということだ。彼らは、ミスはするし、<BR>事務処理能力は遅い。こうした負の面も本書でもっと強調するべきだと思<BR>う。<P>少なくとも英語で向こうの銀行員とけんかできるくらいではないと、口座を<BR>つくってから苦労するのではないかと正直思う。
この本に紹介されている銀行などにはかなり日本人が殺到しているようです。そのために銀行の方が業務に支障をきたしたこともあったとか。私はこの本以前から海外在住で銀行を使っていましたから、業務が乱れたのはとても迷惑しました。また、私も経験しましたが、こうした銀行のカードは悪用されるケースもかなりあり、トラブルを解決するには英語が必須ですから、それなりの覚悟と能力を持った人だけが利用すべきです。その意味で、誰にでもオフショアが使えるかのような印象を与える本書は危険でもあります。
この本内容は、オフショワ口座を自力で開設出来る教科書だと思います。私自身も現在ジャージ-島の某銀行に口座を持っています。その口座から毎月毎月300ポンド株式投資を行っています。現在40歳で4年目です60歳まで続けるつもりです。もちろん銀行カードにVIVAが付いています。日本も全国民背番号制になるはずです。皆さんも国や会社、社会に頼らない自立した人間になるべきです。