「外貨預金」「ファンド」「株式投資」等の分野で世界のどの銀行等が<BR>消費者にとって有利か比較した投資初心者のための入門書である。<BR>本書の内容はとても良心的なものであるが、何しろ内容がもう古くなって<BR>いる。<P>発刊当時はとても有益であったろう「裏ワザを探せ!」にしても今日で<BR>は目新しいものではない。<P>コンセプトはすばらしいのであるから、ぜひ内容をアップツ-デ-トして<BR>もらいたい。
このシリーズは一貫した姿勢のもとに刊行されており、それが本書でも十分に発揮されている。いま私たちにできることはなにか。それはどのようなメリットとデメリットがあるのかを、限りなく網羅しており、しかも特定の金融機関におもねったり、単純な一つの手法にのみこだわることがない。公正中立である。旅行ガイドのように、手元において活用したい良書だ。
ゴミ投資家シリーズの、「お上のすることには正しい(ので郵便貯金に預金しよう)」的な日本人の古きよき(?)伝統に異議を申したてるところはこれまでも好きでした。 「当たって砕けろ!」とばかりに、果敢に世界にチャレンジしていく姿勢(ときどき本当にぶち当たっているのがとくに)にとても共感していました。<P>今回はこれまでの金融機関開拓の総集編という感じで、 預金金利・海外送金手数料・為替手数料の比較から、コストをかけないで米国債を購入する方法、ファンド選びの基準まで本当によく整理されていると思いました。 とくに世界を検討対象にしてるランキングはスゴイです。 最近は飲み会の席なんかでも時折投資について話題になりますが、<P>ここに載っている豆知識や裏ワザなんかを、友達に披露すると尊敬の目で見られるのでうれしいです。