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アリソン ( 時雨沢 恵一 )

はっきり言ってキノの旅よりアリソンの方がおもしろいと思える<BR>普通に楽しめるため、早く続きを読みたいという衝動にかられる。<P>舞台は大陸が一つだけある世界。東と西にわかれいがみ合っている<BR>どちらも自分たちの方が優れていると考え過去には戦争も絶えなかった。今は休戦状態となっているがいつまた始まるか分からない<P>主人公は東側の人間、優等生ウィルと軍人おてんば娘アリソン。二人は幼馴染でアリソンがウィルの学校に遊びに来るところから始まる。<BR>そして二人は街からの帰りに近所で有名な「ほら吹きじいさん」に出会う(本名は教えられません)老人は「東と西のいがみ合いを終わらせる事のできる宝」を二人に教える。<P>が、話の途中で老人は連れ去られてしまう。二人は危険を承知で(ウィルは違うかもしれないが)西側に入ってしまう。<BR>老人の正体、宝の真相。そしてウィルが大切なものを守る為に見つけ出した答えは・・・<P>すべてがひねってありとてもおもしろい。ぜひ、買って読むことをお勧めします

キノの旅を読んでからアリソンを読んだのですが、キノの旅での期待を裏切らないとてもいい話でした。<BR>キノの旅のような短編よりも長編が好きという人にもお勧めです。 

物語中の世界観を語るのに、最初40頁も使っているのが正直ビックリでした。<BR>(興味深い内容ですが、人によっては若干退屈かもしれません・・・)<BR>でも読み進めていくと良いですよ~!!<BR>中盤からは惹きこまれること間違いなしです。<P>特に暴走主人公少女!!!!<P>シリアスな内容なのに、とても可笑しくしてくれています。<P>さすがに『キノ』を書いているだけはあると思いました。<BR>是非読んでみてください!!

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