みんな大好きあずまんが大王の作品もこの四巻でおしまい。<P>普通この手の漫画は進級とか成長ということを極力避けてずっと何十巻も続けさせるというものです。しかし、この漫画に限っては(限ってはいないか)「受験」「卒業」という行事を通して彼女たちを成長させて、きりよく漫画を終らせている。そこがすごい。<P>内容に関してですが、相変わらず各キャラクターたちの暴走振りはすさまじい。とも、大阪、神楽はもちろんのこと、仕舞いには受験勉強によりよみまでもがこわれて(?)しまいます。<P>そして特筆すべきは榊さんとヤママヤーとのお話し。これはだいぶ現実離れしているのですが、その前にお父さんネタが夢とはいえもっと現実離れしているのでかなり自然に受け止めることが出来ました。それよりも感動のほうが強かったと思う。<P>最後に彼女たちもとうとう卒業してしまうのですが、やはりギャグで締めてくれました。でもみんないつまでたっても一緒なんだな。そんな感じで終わりになるわけであります。読み終わったらなんだか寂しくなってしまいました。<P>すばらしい作品に間違いは無いのですが、ひとつだけ不満を言わせて貰えば<P>かおりんをもう少しフィーチャーして欲しかったな。そしてキムリンとのコンビネーションをもう少し膨らませて欲しかった。私は一巻からかおりんは気に入っていたので。だいぶ個人的な意見ですみませんが…。<P>若しこれから読むのであるならば、全巻一気にそろえることをおすすめします。他のレヴューでも言われていることですが。そしてアニメを見て又新たな面白さに気付く!と良いでしょう♪
4巻は、いよいよ最終巻。かなり寂しい気持ちで読み始めましたが、そこにはいつもと変わらぬみんなの楽しい学生生活が。沖縄への修学旅行、最後の体育祭でのリレー、ちよちゃんのお家で受験勉強、合格祈願の初詣。卒業式にはしんみりするかと思ったら、最後までゆかり先生は笑わせてくれます。<P>今回は、よみちゃんが非常にいい味出して可愛かったな~と思います。彼女はその常識人ぶりからいつもオチに使われるかツッコミ専門になりつつあるんですが、「糖分は頭の回転に必要なんだよ」と、お菓子を食べるのにパッと顔を輝かせたり、うるうる涙を流したり、もうか~なり可愛かった!彼女に注目して読みなおすとそこには(皆への)優しい視線があって、いつもと違う発見ができました。<BR>ともちゃんが皆にばーかばーかと言われてるのもすごく好き。<P>終わってしまうのは寂しいけれど、思い返すと一緒に楽しい学生生活を送ったような気持ちになれる、そんな後味の良いコミックです。
なんと!惜しくも最終巻を迎えてしまったあずまんが大王。1~3まで笑わせてくれたモノがこれから見納めになるかと思うと本当に残念です…。4巻は面白い中にもちょっと切なくなる内容も。個人的に最後のゆかり先生がとってもイイです!!気付けば泣いていました…。このマンガは永遠に不滅!!!!<P>読んでいない方は是非、1巻から揃えて頂きたい。いや!!多分揃えたくなるであろう!!!<P>従来の4コママンガの域を越えた!あずまんが大王!ついに完結!!!