この本に偶然に出会い、数人の友人に紹介しました。<BR>貸して読ませた人は、自分用にまた購入し、この本の<BR>愛読者の輪が広がりつつあります。(MK)
この手の本を読むとき私はまず疑いから入ります。<BR>しかし、この本は違いました。<BR>精神世界の奥深さの中に私たち普通の人にも実践できるヒントが満ち溢れています。特に目的を秘密にするという箇所は既存の啓発書で奨励されている公言した方が成功すると言う伝えよりも納得がいき、私の腹におちました。<P>仕事に遣り甲斐を見出せない、人生がつまらないという人におすすめです。
友達からこの本を紹介された時よくある「前向きに生きていかなきゃいかん!」という説教じみた内容かと思った。その時のわたしといったらいわれのない中傷といじめに傷付きボロボロの状態だったので、こんな本なんかで元気が出るわけないとまで思ってた。でも読みはじめたら拍子抜けするくらいの「物語仕立て」。「?これって知らない誰かが成功してよかったねってそれだけ?」が最初の感想だった。しかし中盤からようやくそれらしい「教え」が書いてあったがいつまでたっても「世の中生き抜くためにはこうしないとだめだ!」的な教えはでてこない、、、なんだかとてもスローペースで、「できるだけでいいからね」とでもいうような調子なのだ。薄っぺらい本なので、とりあえずなんとなくいつもテーブルの上に置いたままで、時々思い出したら読むというような不真面目な読み方をしていたが、そのうちだんだんと傷付いた自分が癒されるような気がしてきた。体育会系の押し付けがましさがなかったのがよかったのか、気がつくと自分の気持ちが少しづつ整理されてきて、もう少し自分をそのままに受け入れてもいいと思えるようになった不思議な一冊。