薬と、心理療法、さらに宗教的な瞑想などが紹介されている。<BR>薬は、専門外なのであまり分からないが、人によって効くかどうか個人差があるだろう。<BR>心理療法は画期的な変化をもたらさない。<BR>とりあえず、魔法の本とはいえない。<P>宗教も、信じこむ人と信じない人がいるのだ。<BR>変わるかどうかは、その人次第。いわしの頭も信心から。
この本の序章の文章はこんな文章だったと思う。この本は、ずいぶん前に購入して読んで友人に譲った。<BR>「気にしなければいい」「もっと楽に考えよう」などという偽善的かつ(オマエが変われば良い)的な暴力的メッセージはどこにもない。<P>この本は、どうしようもない現実に、どうしようもない感覚に、毎日悩まされ続けている人達へ宛てた手紙だと、私はつい勘違いしてしまう。<BR>この本は、全国の感受性の高い人達に、感覚を麻痺して処世していかなければならない人達に、たくましく、したたかに生きるためのバイブルである。
「この本に救われた!」という人もいるだろうし。「意味が無い」と言う人もいる。○○%の人が救われて、○○%の人がたのかは分からない。<BR> あなたはどちらなのか。<BR> 私も含めどちらかのグループの○○%の中の人間に良いと悪いと言われてもあまり意味が無い。<BR> 確立の問題だ。<P> あなたがこの本を買って良いと思うか無駄と思うか、確立は二分の一だ。ひいては中立の意見があるとして三分の一。<BR> 値段を検討すればその三分の一を試す価値はある。