恋人ができないので買ってみました。<BR>いろいろな例をとりあげて説明はしてありますが、これを読んだからといって彼女ができるというわけではないです(当たり前ですが)。<P>ただ、読まないよりは読んだほうが良いとは思うのですが、出逢い、恋愛、結婚というのは全ての人それぞれが持っている運命的なものもあると思うので、必ずしも書いてあることに従えば恋人ができるとは安易には思えません。<BR>ずっと彼女がいないあなたへ、参考までに読むことをお薦めしておきます。
男性が女性の恋人ができない根本的な理由を、心理学的なアプローチで分かりやすく、ときには熱く解説した一冊。<P>この本によると、男性が女性の恋人を得ることは、「自分に自信があり」かつ「コミュニケーション能力がある」という両輪が揃って初めて成し得る。自分に自信があるとは、驕りではなく「謙虚で静かな誇り」であり、プライドを持つということである。プライドを持つためには、コンプレックスを「素直に認め自分の一部」として捉え、必要があれば率直に話すこともできることであるという。コミュニケーション能力があるとは、まず女性の話をていねいに聞き、適切なあいづちにより共感を示すことが肝心と解説している。<P>また、日本では特に「家庭での父親不在」「母子密着」が多く、結果として女性と接することが苦手、もしくは親密になることに逃げ腰になりやすい男性が多いそうだ。これを示す「シャイマン」という用語があるらしい。極論すれば、シャイマンは日本の経済発展の知られざる「犠牲者」なのかもしれないと思った。<P>最初に会話ベースで問題を提起し、本当の原因(根本的原因)を示し、最後に現実的な解決策を示すという巧みな展開で一気に読め、飽きさせない。恋愛を心理学的に納得したい方は一読の価値がある。
タイトルがストレートすぎてちょっと手に取りづらかったけど、随分ためになった。よくあるハウツー本より、全然役に立つと思う。女性が、男のどういうところを見てるのかよくわかった。買うべし!